過去には、泡消火設備における薬剤にPFAS(PFOS・PFOA)が使われてきましたが、2010年にPFOS、2021年にPFOAが化審法で輸入や製造などが原則禁止となり、規制され始めました。
現在、PFASを含まない泡消火薬剤への切り替えが進んでいる一方で、残留するPFASの処理が依然として課題となっています。
ビルや商業施設の地下駐車場もその一例で、消火設備に充填された泡消火剤に含まれるPFASの除去・無害化が求められています。
こんな課題がございましたら一度ご相談ください
- 地下駐車場に残留しているPFAS(PFOS・PFOA)の処理を検討している
- 過去に使用したPFAS含有の泡消火剤が、設備内に残留して困っている
- 処理量がわかっておりオンサイトで除去したい、仮設設備で短期間に処理を完了させたい
- PFAS含有水の廃棄コストに悩んでいる
- PFAS分析から廃棄処理まで、トータルでサポートしてほしい
ポイント:PFAS含有水をそのまま処分するか、減容・固体廃棄物化するか
PFAS(PFOS・PFOA等)を含む廃棄物は、環境や人の健康に有害な影響を及ぼす可能性があるため、廃棄物処理法の枠組みで適切に管理・処理される必要があります。
国内で認められている処理方法は「焼却」であり、PFASの無害化には1,100度以上2秒間の高温処理が必要です。このため、対応可能な処理施設や業者は限られており、結果として処理コストが非常に高くなる傾向があります。
ビルの地下駐車場などに残留するPFAS含有の泡消火剤は、原液だけでなく、施設内に張り巡らされた配管に残る水溶液も含めて、全体の管理が重要です。
廃棄物の総量に基づき、液体のまま処分するのか、減容・固体廃棄物化によってコスト削減が可能か、比較検討する必要があります。
PFAS浄化装置「ECOクリーンLFP」
- 高濃度PFASを「不検出」までろ過・浄化
- 活性炭での吸着除去でPFASを減容・固体廃棄物化、廃棄コストを削減
- 従来の粒状活性炭処理に比べ廃活性炭量は1/3
- 分析~浄化~廃棄処理までワンストップ対応
- 環境省の委託業務にてPFAS浄化の有効性確認
- 使用条件やPFAS濃度、処理量に合わせた調査とご提案
PFAS分析、技術評価、装置導入・浄化まで承ります。お気軽にお問合せ下さい!
ECOクリーンLFPの構造
フィルター表面に機能性粉体を、厚さ1mm程度の薄い層状に添着させ、原水を機能性粉体(PFASの場合は粉末活性炭)でろ過することで、水を浄化します。
導入までの流れ
サンプル処理を
受け付けています
無料のサンプル分析
お客様の実際の素材を頂き、サンプル分析/テストを実施します。
※無料にてサンプル分析を実施いたします、以下の水処理装置サンプルテスト依頼フォームよりお問い合わせください。
技術者との綿密な打ち合わせ
お客様の実際の素材を頂き、サンプル分析/テストを実施します。
継続した実地試験を実施
既製品を導入するだけでは解決することのできない課題に対してお客様と共に解決する姿勢を大切にしております。
※設備のご提案は、原水サンプルを頂けることを条件とします。弊社ラボでプレテストを行ない、実機提案をさせて頂きます。
お客様ごとに製品をカスタマイズ
お客様の用途に応じて、フィルター選定や機器構成、装置能力を調整した個別の課題解決策をご提案します。
流機エンジニアリングは、フィルター技術を中核技術とした環境ソリューションで、お客様に最適な製品へとカスタマイズを致します。
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