生物処理の決定版!
槽内に固定した担体上の微生物の働きで
活性汚泥法の5~10倍の処理能力を発揮します
回転児雷也は、槽内に充填した高性能担体に微生物を保持し、排水中のあらゆる有機物を効率的に分解・除去します。表面積の大きい高性能な担体と連続洗浄機構により、固定床の最大の課題である槽の閉塞を完全に防止し高負荷運転を可能にしました。
※ 株式会社エイブルとの協業製品
特長
- ・高性能担体「U-PAC」
「U-PAC」を使うことで槽内に多量の有用微生物を保持。高い処理能力を実現します。 - ・回転散気管による連続洗浄機能
回転児雷也では連続的に洗浄・剥離を行うため槽の閉塞を起こすことなく、長期間安定した運転を継続することができます。 - ・コンパクトなタワー型
容量当たりの処理能力が高いため装置がコンパクト。既存設備の運転を止めず、僅かなスペースにも設置可能です。
回転児雷也なら・・・・
・既存施設の能力増強に最適
児雷也を既存設備の前段に配置し負荷を低減することで、装置全体の処理能力を大きく向上させます。
・ランニングコスト削減
固液分離を行わないため、余剰汚泥が発生せず凝集や脱水工程も不要です。設備費・ランニングコストを大幅に削減できます。
・工期短縮
装置はユニット式で、少ない現地工事で運転可能です。既存設備の運転を停止できない場合も適用できます。
・容易な運転管理
煩わしい汚泥管理、薬品管理や脱水機の運転がないため管理がしやすいです。
用途
・食品・飲料・医薬品・化学・製紙・機械工場等の排水処理に広く適用
・新設だけでなく、既存設備の能力増強にも最適
・河川放流、下水放流いずれにも対応可能
回転児雷也の構造
- 1)原水の供給
- 規定量の原水を槽上部より供給します。
- 2)処理水の取り出し
- 一定時間、槽内に滞留して処理された処理水は下部より抜き出し、サイフォン防止のため一度立ち上げた後、槽外へ流出します。槽下部への汚泥の堆積はありません。
- 3)バルブレス
- 本装置内の水の流れは、重力による押出し式なのでバルブ類は不要です。そのため、電気制御やバルブ開閉に伴うトラブルの発生がありません。
- 4)空気の供給
- 4-1:
回転児雷也において生物呼吸に必要な酸素はブロワ―により供給します。必要な空気量はその都度の設定条件により異なりますが、装置流入BOD負荷量(kg-BOD/㎥.d)に対して20~30N㎥/kg-BOD.d程度です。
4-2:接触効率のアップ
高負荷・高効率処理には、充填材上の微生物とBOD成分の接触効率向上が必要です。槽内で乱流を発生させ、散気管による空気攪拌で水流を作り、微生物とBOD成分が洗濯機のように接触する環境を実現しています。 - 5)インバータ制御
- 散気管に連結された減速機は、インバータによる制御で運転され適性な回転数で運転します。
高性能担体U-PAC
固定床式排水処理装置では、充填材の表面積を大きくし、多量の微生物を保持することが重要です。しかし、構造が微細すぎると微生物の過剰生育によって槽が閉塞し、運転が困難になる恐れがあります。回転児雷也で採用しているU-PACは、生物膜排水処理装置に最適化された高性能充填材です。
連続洗浄機構(回転散気管)
回転児雷也の散気管は、空気供給器から垂直に伸びる主管と、それに直交する枝管で構成され、主管を中心に回転します。散気空気が直接担体に当たることで、過剰に生育した生物膜を効果的に剥離します。回転する散気管により、散気ポイントが連続的に移動し、持続的な洗浄・剥離が可能です。従来の生物膜処理法では逆洗で生物膜を除去しますが、逆洗のたびに水質が悪化する問題がありました。回転児雷也は連続洗浄によって槽の閉塞を防ぎ、長期にわたって安定運転を実現します。
問い合わせから設置までのフロー
- まずはフォームよりお問合せください
- 担当者ヒアリング・現地調査
- 機種選定・お見積り提出
- 正式発注~納入
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